らぁさんが2つ問題が出されているので考察です。

http://qabbs.mjmj.info/topics/1319/1319356139_14500.html

http://qabbs.mjmj.info/topics/1319/1319355770_14355.html

どちらも脊椎反射は簡単である。
《ティタニアの歌》は戦場にあった《ティタニアの歌》の常在型能力による継続的効果のままであるし、《チャネル》は特別な処理であろう。
むしろそうでないとルールにない処理、ということになる

そうすると一体何が問題なのか。
604.7. 呪文やその他の種類の能力とは異なり、常在型能力は、効果がどう適用されるか決定する目的でオブジェクトの最後の情報を使用できない。
《ティタニアの歌》のケースでは上記ルールが問題になる。
継続的効果は残っても、この効果の適用時に戦場にない《ティタニアの歌》の「最後のコントローラー」を参照できないのだ。
《ティタニアの歌》の最後の1文だけではこのルールを破ることは出来ない。

115.1. 特別な処理は、プレイヤーが優先権を持っているときに行なう、スタックを用いない処理である。(後略)
115.3. プレイヤーが特別な処理を行なった場合、そのプレイヤーがその後で優先権を得る。
《チャネル》のケースでは定義の記述そのものが問題である。
マナ能力は優先権を持っていないときでも起動できるのだ。
「マナ能力を起動できるときならいつでも」という記述がタイミングのみを無視していると考えられるので、115.3の記述を鑑みるに呪文の解決中に優先権を持ってしまうと考えることが出来てしまう。

609.1. 「効果/effect」とは、呪文や能力の結果としてゲーム内で起こる出来事のことである。呪文や起動型能力、誘発型能力は、解決されると、1つまたは複数の単発的効果または継続的効果を発生させる。常在型能力は、1つまたは複数の継続的効果を発生させる。文章そのものは効果ではない。
615.1. 継続的効果の一部は、軽減効果である。(後略)
《Guardian Angel》は「効果」の定義に踏み込んだ問題がある。
特別な処理として{1}を支払った場合、「軽減効果」が発生するようにオラクルが読める。
特別な処理は「呪文や起動型能力、誘発型能力の解決」でも「常在型能力」でもないので効果を発生させない。
本当にこれが「軽減効果」であるかどうかが疑わしいのだ。



らぁさんが本当に危惧していたことが上記のことかどうかはわからないが、簡単に答えられる問題ではないのは確かだろう

コメント

nophoto
らぁ
2011年10月24日20:28

こちらでも取り上げていただけるとは!


実は、もう一題(プレインズウォーカーへの非戦闘ダメージの移し替え)も質問しているんですが、自分で古いQ&Aを掘り返していたら、埋ま(下が)っちゃいました。

BOOOT
2011年10月26日11:35

>こちらでも取り上げていただけるとは!
いえいえ
単純に脊椎反射しそうになったので、自戒の意味がこもってますw

>プレインズウォーカーへの非戦闘ダメージの移し替え
あれはどう解決するにしろ移し変え効果でないと困るのであまり気にしてませんでしたわ
とはいえ、効果の定義問題に関わるんですよねぇ

nophoto
Dai-NIHA
2011年11月1日21:42

>ティタニア
パッと思いつきで影響範囲かなーと思ったのですが、ルールよく読んだら無関係でしたので、何か想定されるケースがあるのか気になります。

ルールがどうあれ、《蒸気打ちの親分》は何も悪さはしないんですよねぇ…

BOOOT
2011年11月2日10:46

影響範囲ルール下では常在型能力は常にその発生源のコントローラーが誰か、という情報を必要としています
つまり、戦場から離れた《ティタニアの歌》のコントローラーを参照できない=その効果の影響範囲が決定できないということだと考えていましたが……

#見方によってはタイムスタンプが未定義になるような気もしてます
#「効果がどう適用されるかを決定する」の中に効果のタイムスタンプの決定は含まれるのか含まれないのか……