おかしいルール、おかしいカード
2011年6月15日 TCG全般人間にはそうなると思えても、ルールを良く見ると現状では機能しないものがあったりします。
1.ソーサリーやインスタントの憑依能力
「この呪文が解決中にいずれかの墓地に置かれたとき、クリーチャー1体を対象とする。このカードを追放し、そのクリーチャーに憑依する。」
まず、呪文が墓地におかれることはありません。
よって誘発条件が満たされることはありません。
「この呪文」が「このカード」だと仮定しても、このカードが墓地に落ちたとき、それが自身の解決中であったか知る術はルール上ありません。
よってこの能力は誘発することはありえません。
#戦場から離れる場合と同様に「直前を見て」誘発するとすると正しく誘発するように見えます。
#しかし、《イクスリッドの看守》との相互作用や、能力のコントローラーが現状の裁定と異なってしまいます。
2.トークンの色とコピー
M10のCRアップデート時に、「コピーは色をコピーしない」という文言が追加されました。
これはマナコストが色を定義しているので色も結果的にコピーされる、という考えから生まれたものです。
しかし、コピーでないトークンの色という特性は生成する効果によって定義され、マナコストによって定義されるものではありません。
よって、現在のCRではトークンのコピーは色を持ちません。
#何かのコピーであるトークンは通常通りマナコストや特性定義能力を持つので、コピーも色を持ちます。
#トークンを生成する効果によって定義された特性は文章とされています。
#「これが特性定義能力を与えている」とするならば問題なくコピーされます。
3.《Tetsuo Umezawa》
印刷された文言は以下の通りです。
Tetsuo may not be a target of an enchant creature spell.
現在のオラクルは以下の通りです。
Tetsuo Umezawa can’t be the target of Aura spells.
「enchant creature」というものを参照していた《脂火玉》や《Rootwater Shaman》はきちんと修正されているのにこれだけが何故か修正されていません。
#どこかに理由が書いてあった気がするのですが……
1.ソーサリーやインスタントの憑依能力
「この呪文が解決中にいずれかの墓地に置かれたとき、クリーチャー1体を対象とする。このカードを追放し、そのクリーチャーに憑依する。」
まず、呪文が墓地におかれることはありません。
よって誘発条件が満たされることはありません。
「この呪文」が「このカード」だと仮定しても、このカードが墓地に落ちたとき、それが自身の解決中であったか知る術はルール上ありません。
よってこの能力は誘発することはありえません。
#戦場から離れる場合と同様に「直前を見て」誘発するとすると正しく誘発するように見えます。
#しかし、《イクスリッドの看守》との相互作用や、能力のコントローラーが現状の裁定と異なってしまいます。
2.トークンの色とコピー
M10のCRアップデート時に、「コピーは色をコピーしない」という文言が追加されました。
これはマナコストが色を定義しているので色も結果的にコピーされる、という考えから生まれたものです。
しかし、コピーでないトークンの色という特性は生成する効果によって定義され、マナコストによって定義されるものではありません。
よって、現在のCRではトークンのコピーは色を持ちません。
#何かのコピーであるトークンは通常通りマナコストや特性定義能力を持つので、コピーも色を持ちます。
#トークンを生成する効果によって定義された特性は文章とされています。
#「これが特性定義能力を与えている」とするならば問題なくコピーされます。
3.《Tetsuo Umezawa》
印刷された文言は以下の通りです。
Tetsuo may not be a target of an enchant creature spell.
現在のオラクルは以下の通りです。
Tetsuo Umezawa can’t be the target of Aura spells.
「enchant creature」というものを参照していた《脂火玉》や《Rootwater Shaman》はきちんと修正されているのにこれだけが何故か修正されていません。
#どこかに理由が書いてあった気がするのですが……
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