皇帝戦

2011年6月6日 TCG全般
友人とコールドスナップ×9同士のチームシールドで皇帝戦やってきました。
やっていて気になったルールを以下にメモします。

1.影響範囲の異なるレジェンドルール

801.12. 「レジェンド・ルール」(rule 704.5k 参照)は、同名の伝説の パーマネントがもう1つ、伝説の パーマネントのコントローラーの影響範囲内にあるときにのみ適用される。

例:アレックスの影響範囲が1席で、カリッサの影響範囲が2席、その間にロブが座っているとする。アレックスがコントロールしているものと同名の伝説の パーマネントをカリッサが出したとすると、カリッサのコントロールするものだけが墓地に置かれることになる。

というわけで皇帝に伝説のクリーチャーを置くと一方的に死ぬ可能性が高いです。


2.《子守り大トカゲ/Brooding Saurian》

影響範囲外のオブジェクトに影響を与えられないので、コントロールが実際に変更されるのは影響範囲内のオブジェクトだけです。
影響範囲外のプレイヤーに影響を与えられないので、影響範囲内のプレイヤーのみがコントロールを得ることができます。

つまり、コントローラーは皇帝の右のプレイヤーだとすると、皇帝の左のプレイヤーが影響を受けることは絶対にありません。
この能力は皇帝が右プレイヤーにクリーチャーを渡してもすぐに戻るよ、と言っているだけになります。
誘発が終了ステップなのでうまく渡しあえば誘発はしませんが、そうするとクリーチャーとして機能しません。



3.オーラは影響範囲外に行くと外れる。

オーラが影響範囲外にクリーチャーについていると、それは外れます。
《酷寒の枷/Gelid Shackles》では無理ですが、起動型能力が起動できる同種のオーラならば外すことは可能です。
一通り見回しましたが、CSPで有効になるカードはないようですね。


4.追放領域

801.2.には追放されているカードについて何も記述がありません。
よって「厳密には」、追放されているカードは影響範囲内になく、影響を及ぼすことが出来ない、ということになるようです。
いかなる「ちらつき」系のカードも機能しないのはおかしいので、主張すればなんらかの変更があるでしょう。

「追放領域やゲームの外部にある影響範囲内のプレイヤーがオーナーのカードは影響範囲内である」というルールになる、とすると《解放された者、カーン/Karn Liberated》との相互作用が複雑になります。


以上、メモでした。

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